カメ大全集 327種類
カメは世界では324種のカメが生息しております。日本では、外来種を含め、の6科13種(うち2種は一部の亜種のみ)が見られる。
カメを科目別に分けると13科目・94属・324種類に分かれます。※絶滅種は除く
カメの3種類の生態:水棲ガメの種類、半陸棲ガメ・半水棲ガメの種類、陸棲ガメの種類。
カメはペットとして飼いたいと望む根強い人気があります。
カメの人気の理由には、長寿命、飼いやすさ、マイペースなところも魅力的で見ているだけで癒されるところが人気の理由です。
このカメ大全集では、カメの種類、分布(生息地域)、形態・サイズ、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係などについてご紹介しております。
目次
Toggleカメの3種類の生態
カメの種類は、大別すると3種類の生態に分かれます。生態とは、生物が自然界に生活している環境のことを言います。
1. 水棲(すいせい)ガメ(陸1:水9):水中で暮らすミズガメ
2. 半陸棲ガメ(陸7:水3)・半水棲ガメ(陸3:水7):陸地と水中を行き来する
3. 陸棲(りくせい)ガメ(陸10:水0):陸地で暮らすリクガメ
水棲ガメの種類
水棲ガメ(陸1:水9)ドロガメ、スッポン、カミツキガメ、ヘビクビガメ、ヨコクビガメ、ヌマガメなど
ドロガメ
河川や池沼などに生息し水棲傾向が強い種が多い(特にドロガメ属を除く3属)。とはいえ水中で遊泳するよりは、浅瀬の水底を歩き回るような生活を送る。種によっては産卵以外では、ほとんど陸に上がらないこともある。
スッポン
河川や湖沼、池などに生息する。主に淡水域に生息するが、マルスッポン属は汽水域や海域で見られることもある。フタスッポン亜科では乾季に泥中で休眠する種もいて、フラップが役立つと考えられている。
ウミガメ
基本的に生涯を海中で過ごしメスの産卵以外は陸上に上がらない。
カミツキガメ
ホクベイカミツキガメは底質が泥や砂で水生植物が繁茂した水場に広く生息するが、主に河川の流れの緩やかな箇所・池沼・湿地・河川の周囲にある水たまりなどに生息する。ワニガメは主に河川や三日月湖も含む湖・水路などのある程度の水深がある環境に生息し、底質が泥で水生植物の繁茂した環境を好む。完全水棲で産卵するメスを除いて、上陸することは少ない。
ヘビクビガメ
一部は汽水域にも生息する種もいるが、主に淡水域に生息する。少なくとも現生種には陸棲種は存在せず、半水棲や完全水棲。完全水棲種の中でも急流に生息するハヤセガメは総排泄口にある粘膜嚢を使ってガス交換を行い、空気呼吸を行うことがないため産卵を除いて呼吸のために水面に上ることもまれ。主に恒常的な水場に生息するが、クビカシゲガメやマルナガクビガメなどは乾季になって水場が干上がると休眠する。
ヨコクビガメ
河川や湖、池沼、湿地に生息する。アフリカヨコクビガメ亜科は半水棲種で構成され陸にもあがり種によっては乾季には夏眠を行うのに対し、ナンベイヨコクビガメ亜科では日光浴や産卵以外では陸に上がらない水棲種が多い。
ヌマガメ
河川や湖、池沼などの淡水域に生息する水棲種が多いが、草原、森林、湿地などに生息する陸棲、半陸棲種や、汽水域に生息するキスイガメのような種もいる。
半陸棲ガメ・半水棲ガメの種類
半陸棲ガメ(陸7:水3)セマルハコガメ、ミツユビハコガメなど
半水棲ガメ(陸3:水7)クサガメ、イシガメなど
イシガメ
クサガメやニホンイシガメといった淡水域に生息する半水棲種を多く含むが、セマルハコガメなどの陸棲種、バタグールガメなどの産卵期のメス以外陸に上がらず河口に生息する完全水棲種など、多様な環境に生息する。
ヨコクビガメ
河川や湖、池沼、湿地に生息する。アフリカヨコクビガメ亜科は半水棲種で構成され陸にもあがり種によっては乾季には夏眠を行うのに対し、ナンベイヨコクビガメ亜科では日光浴や産卵以外では陸に上がらない水棲種が多い。
陸棲ガメの種類
陸棲ガメ(陸10:水0)リクガメ
リクガメ
リクガメ科は森林、草原などに生息し陸棲種のみで構成される。
カメの種類(13科目・94属・324種類)
カメは世界では324種のカメが生息しております。日本では、外来種を含め、の6科13種(うち2種は一部の亜種のみ)が見られる。
カメを科目別に分けると13科目・94属・324種類に分かれます。
●曲頸亜目(きょくけいあもく)
・ヘビクビガメ科(13属54種類)
・ヨコクビガメ科(2亜科5属27種類)
●潜頸亜目(せんけいあもく)
・ウミガメ科(5属6種類)
・オサガメ科(1属1種類)
・カミツキガメ科(2属5種類)
・メキシコカワガメ科(1属1種類)
・ドロガメ科(2亜科4属24種類)
・ヌマガメ科(2亜科12属49種類)
・イシガメ科(19属66種類)
・オオアタマガメ科(1属3種類)
・リクガメ科(17属57種類)
・スッポンモドキ科(1属1種類)
・スッポン科(13属30種類)
ヘビクビガメ 全54種類
ヘビクビガメ科(13属54種類)
ヘビクビガメの種類と特徴
ヘビクビガメの特徴:ヘビクビガメ科54種類の写真、ヘビクビガメの9の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのヘビクビガメの特徴についてご紹介します。 ヘビクビガメの種類:ヘビクビガメ科(13属54種類)もご紹介します。
ヘビクビガメの飼い方・飼育方法
ヘビクビガメの写真、飼育レイアウト、ヘビクビガメの飼い方・飼育方法の5つのポイント
ヨコクビガメ 全27種類
ヨコクビガメ科(2亜科5属27種類)
ヨコクビガメの種類と特徴
ヨコクビガメの特徴:ヨコクビガメ科27種類の写真、ヨコクビガメの7の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのヨコクビガメの特徴についてご紹介します。 ヨコクビガメの種類:ヨコクビガメ科(2亜科5属27種類)もご紹介します。
ウミガメ 全6種類・オサガメ 1種類
・ウミガメ科(5属6種類)
・オサガメ科(1属1種類)
ウミガメとオサガメの種類と特徴
ウミガメの特徴:ウミガメ科6種類とオサガメ1種類の写真、ウミガメの8の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのウミガメの特徴についてご紹介します。 ウミガメの種類:ウミガメ科(5属6種類)とオサガメ(1属1種類)もご紹介します。
カミツキガメ 全5種・メキシコカワガメ 1種
・カミツキガメ科(2属5種類)
・メキシコカワガメ科(1属1種類)
カミツキガメとメキシコカワガメの種類と特徴
カミツキガメの特徴:カミツキガメ科5種類の写真、カミツキガメの13の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのカミツキガメの特徴についてご紹介します。 カミツキガメの種類:カミツキガメ科(2属5種)・メキシコカワガメ科(1属1種)もご紹介します。
ドロガメ 全24種類
ドロガメ科(2亜科4属24種類)
ドロガメの種類と特徴
ドロガメの特徴:ドロガメ科24種類の写真、ドロガメの8の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼などのドロガメの特徴についてご紹介します。 ドロガメの種類:ドロガメ科(2亜科4属24種類)もご紹介します。
ヌマガメ 全49種類
ヌマガメ科(2亜科12属49種類)
ヌマガメの種類と特徴
ヌマガメの特徴:ヌマガメ科49種類の写真、ヌマガメの10の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育など、ヌマガメの特徴についてご紹介します。 ヌマガメの種類:ヌマガメ科 (2亜科12属49種類)もご紹介します。
イシガメ 全66種類
イシガメ科(19属66種類)
イシガメの種類と特徴
イシガメの特徴:イシガメ科66種類の写真、イシガメの10の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのイシガメの特徴についてご紹介します。 イシガメの種類:イシガメ科(19属66種類)もご紹介します。
クサガメの飼い方・飼育方法
クサガメの写真、飼育レイアウト、クサガメの飼い方・飼育方法の5つのポイント
ニホンイシガメ(イシガメ)の飼い方・飼育方法
ニホンイシガメ(イシガメ)の写真、飼育レイアウト、ニホンイシガメの飼い方・飼育方法の5つのポイント
オオアタマガメ 全3種類
オオアタマガメ科(1属3種類)
オオアタマガメの種類と特徴
オオアタマガメの特徴:オオアタマガメ科3種類の写真、オオアタマガメの10の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのオオアタマガメの特徴についてご紹介します。 オオアタマガメの種類:オオアタマガメ科(1属3種類)もご紹介します。
リクガメ 全57種類
リクガメ科(17属57種類)
リクガメの種類と特徴
リクガメの特徴:リクガメ科57種類の写真、リクガメの10の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのリクガメの特徴についてご紹介します。 リクガメの種類:リクガメ科(17属57種類)もご紹介します。
リクガメの飼い方・飼育方法
リクガメの写真、飼育レイアウト、リクガメの飼い方・飼育方法の5つのポイント
スッポンモドキ 1種類
スッポンモドキ科(1属1種類)
スッポンモドキの種類と特徴
スッポンモドキの特徴:スッポンモドキ科1種類の写真、スッポンモドキの10の特徴、分布(生息地域) 、形態・サイズ、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係などのスッポンモドキの特徴についてご紹介します。 スッポンモドキの種類:スッポンモドキ科(1種類)もご紹介します。
スッポン 全30種類
スッポン科(13属30種類)
スッポンの種類と特徴
スッポンの特徴:スッポン科33種類の写真、スッポンの9の特徴、分布(生息地域)、形態・サイズ、寿命、生態(生活状態)、食性(食べ物)、繁殖形態、人間との関係、ペットとしての飼育などのスッポンの特徴についてご紹介します。 スッポンの種類:スッポン科(13属33種類)もご紹介します。
日本で見られるカメの種類
外来種を含め、日本では以下の6科13種(うち2種は一部の亜種のみ)が見られる。
・ウミガメ上科
ウミガメ科 :アカウミガメ、アオウミガメ(アオウミガメ、クロウミガメ)、タイマイ、ヒメウミガメ(上陸例なし)。
オサガメ科 :オサガメ(上陸例なし)。
・カミツキガメ上科
カミツキガメ科 :カミツキガメ(亜種不明)。
・スッポン上科
スッポン科 :スッポン(= シナスッポン・ニホンスッポン)。
・リクガメ上科
ヌマガメ科 :アカミミガメ(亜種ミシシッピアカミミガメ)。
イシガメ科 :クサガメ、セマルハコガメ(亜種ヤエヤマセマルハコガメ)、リュウキュウヤマガメ、ニホンイシガメ、ミナミイシガメ。
発見例の少ない外来種を除く。亜種分類には諸説があるものも含む。なお、ゼニガメは本来ニホンイシガメの幼体を指す俗称であるが、クサガメの幼体もゼニガメと呼ばれる。